御存知ない方もいらっしゃいますが、空手は日本発祥ではなく、かつて刀を持つことを許されなかった「琉球王国」の皇族の護身術として生まれたものです。
写真は琉球空手の発祥の地とされる、沖縄剛柔流拳志会空手道古武道本部道場。
外間哲弘先生と琉球空手写真撮影の企画について御相談させて頂いた後、流れでワタクシがテスト撮影をすることに…^^;
道場の2階にある資料館の奥には、海外から取材に来られた方々のための宿泊部屋があります。
取材や執筆のために何週間も止まられることがあるとの事。
「取材のために那覇のホテルに泊まって何日もタクシーで通われるのが申し訳なく、この部屋を作りました。」
先生の思いやりに敬服します。私は車で10分の場所なのでノープロブレム☆
ちなみに日本よりも海外からの来客の方が多く、シュワルツェネッガー氏を始め世界中のセレブリティが訪れた記念写真があります。
稽古中の写真を撮らせて頂けるとは思わなかったので、非常に焦りました。(しかも、なぜかカメラを構えると動揺して気持ちに余裕がなくなる私)
思わずジャニーズ系の兄弟に見とれてしまったりしましたが、礼儀礼節を重んじる武道の世界。その気合に気が引き締まる思いでした。
武道はカッコいいので若ければやってみたいところですが、痛いのは駄目だから続かないでしょうね…
3歳くらいからやってる子は、中学生でもドッシリ落ち着いた雰囲気があります。
精神鍛錬になりますので、「自分と向き合うために」大人になって始める方も多いみたいです。
沖縄に来て1年半。広島との共通点として、どうしても沖縄戦や原爆、戦争を思い浮かべてしまいます。
沖縄戦では沖縄県民の4人に1人が亡くなったとも言われます。
綺麗な海、楽しい街として人気の沖縄ですが、私たちは沖縄(琉球王国)の事を何も知らないことに気付きます。
琉球の歴史は、内地で語り継ぐ人が居ないのだと外間先生が懸念されていらっしゃいました。
琉球文化を知れば知るほど、何らかの形で写真で伝えていくことが出来ればと思う今日この頃。
沖縄に来られる際には、琉球の歴史を知る為にも是非寄ってみてください☆
沖縄空手博物館:たびらい
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